アッキーの視覚の世界{大学講義手帳{工学部生諸君へのはなむけの言葉{科学の架け橋になろう!}}}
はなむけの言葉 素敵なジェネラリストになろう!
一つの専門性、幾つかのそこそこの専門性、そして沢山の一般見識を持ち、 専門性をどの分野にでも応用できる素敵なジェネラリストになろう!
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最後の晩餐 |
レオナルド・ダ・ヴィンチ作。弟子の反逆をキリストが予言した情景を描いた、4200×9100mmの修道院壁画。世界遺産。
一点透視構図。弟子の配置は3人一組でレイアウトされ、手により表情を付けている。
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写真は、Wikipedia「最後の晩餐」に掲載されていたフリー写真を、所定の寸法に収めたものです。
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レオナルド・ダ・ヴィンチを始め、ピタゴラス、ケプラー、デカルト等の昔の科学者達は、哲学、文学、医学、美術、音楽等の他分野にも精通していました。これは、そもそも学問分野に境界はないと言う事を意味しているのではないかと思います。
産業革命によって、専門性の集約の後に分散(分業・分担)が始まりました。その結果、他の分野の事を知らなくても、その分野にだけ長けていれば良いと言う風潮が生み出されました。これは、現在の複雑な社会において課題を解決する上で、致命的な誤解だと考えています。
様々な情報を統合化して、複数の分野を横断する能力は、現代の複雑な社会の課題を解決する為の必要な能力だと思います。
例えば、機械と電気、医学と工学、経営と技術等、複数の専門性を持つ事で、活躍の場は大きく広がります。科学の架け橋になって下さい。
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