アッキーの視覚の世界大学講義手帳{図学}}

講義科目=「図学」では、人の視覚認識について考察します。大きくは、図面解析と視覚感性の2つの内容に分けられます。
人は、三次元的な現実世界を網膜上の二次元的な写像で感知し、それを経験的に三次元的な形状に復元して視覚認識します。感知の時点で次元が1つ犠牲になる事を、作図や解釈でどう補うかが重要です。これが図面解析で、巷で所謂図学です。
また、得た視覚情報に人間がどう感じ、どう反応するかも興味深い所です。視覚は時間分解能が小さく、思い込みによる錯覚も多く、しかも広範囲見えている様で狭い範囲しか見えていません。視覚の限界を探りながら大脳の中を考える、視覚感性もこの科目では扱います。


◎ 目次 ◎


1)視覚原理 ‥‥‥ 目の構造、視覚信号伝達機
○○構、視覚の特徴について。

2)色覚 ‥‥‥ 濃淡、色彩(三原色)について。

3)図法 ‥‥‥ 図法の原理(投影線と投影面の関
○○係)、各図法の特徴、描画手順の練習。

4)視覚認識 ‥‥‥ 太さや面積に関する誤解、視
○○覚の時空間解像度、輪郭線について。

5)描画手法 ‥‥‥ 綺麗な線の描練習画。直線、
○○曲線、およびその連結が重要。

6)三面図と図の解析 ‥‥‥ 正投影図と三面図
○○の作図の練習。陰影、断面、相関等は、面と線
○○との交点を連結する事が基本、その作図法の
○○練習。
2行分 図学のガイド役を務めます、優美と申します。一緒に頑張りましょう!

7)形状認識 ‥‥‥ 形状認識機構(アナログ化とディジタル化)について。グラフ化の訓練。形状の特徴に載った情報の抽出
○○の訓練と、理解し易いグラフを作成する練習。美しい形についても、議論したい。

8)プレゼンテーション ‥‥‥ より見易く綺麗な図による意思表示の原理の理解。

関連する講義名称 機械デザイン精密機械特論人間・感性工学特論

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